日々の子育てに奮闘していたら、男の子も女の子も、子育てをするのには偏見なく可愛いし、どっちが育てるのが難しいなんて思っている余裕もないですよね。
我が家も三姉妹なので、女の子しか育てたことがありませんから「男の子女の子変わらずみんなこんな感じで子育てしているのかな」と思っていました。しかし、男の子と女の子では子育てに違いがあるんです。
「男の子と女の子」どちらの子育てもしているママからよく聞くのが「男の子の方が単純で素直だから簡単!」「女の子だと女同士になってしまい、言い合いになってしまって面倒!」という言葉。
我が家はどちらかと言えば、女友達のような関係なので、面倒だと思ったことはありませんが、世間一般でみられる「男の子育児あるある」と「女の子育児あるある」の子育てを大検証してみました。
日々の子育ての参考になれば幸いです。
もくじ
男の子と女の子の違いとは?

男の子と女の子。遺伝的要素、環境的要素、また兄弟姉妹がいるかどうかの違いで育ち方が違うので、個性や性格の違いはありますが、そもそも近年の研究では、脳の仕組みが男と女では大きく違うことが分かってきています。
女性は感情的に行動するって言うわね。女性の右脳(感じる脳)と左脳(ことばを整理する脳)の連携がしっかりしているんですって。
だから、女の子はおしゃべりが大好きなのね。連携がしっかりしているから、同時に複数の行動をすることができるんだって。
ママはおしゃべりしながら家事に育児に、さらに仕事まで複数のことを同時にこなすのが得意なのもうなずけます。
男性は物事を論理的に考えるんだよ。だから、右脳と左脳の連携は少なくて、男性は女性よりも言葉数が少なめになるんだって。
だから、男の子はもくもくとひとつのことに集中することが得意なんだね!
パパは、感情的にならず冷静にもくもくと仕事に没頭することができるんですね。ママの話を聞いていいるつもりで、聞いてないことあるのは、男性の脳が関係しているんですね(笑)
男の子と女の子の脳の仕組みの違いが分かれば、だからそういう行動をするのか!とうなずけます。では「男の子育児あるある」「女の子育児あるある」を見てみましょう。。
男の子育児あるある

「男の子を育てるのは大変!女の子とは全然動きが違う」というママ。ママは女だから、男の子の気持ちが分かりにくいのです。
家で絵をかいたり、本を読むのが好きな男のもたくさんいますが、この記事では、元気いっぱいの男の子に関するあるある育児をご紹介します。
これ、うちもあるある!っていうご家庭もあるのではないでしょうか。
何でも拾ってくる
幼稚園で、学校帰り、拾ったものは全部「宝物!」。
どんぐり、石ころ、葉っぱ、ひも、ごみ・・・。ダンゴムシやカエルまで!
そして男の子が大好きなのは、探求心をくすぐる秘密基地。秘密基地に拾ってきたものを集めているのか。ママは見るのが怖い。。。
長いものを持ちたがる
公園・山・川で必ず拾ってくる、長い木の棒。男の子同士でチャンバラごっこならまだいいのですが、女のを追っかけたり、棒を振り回されると危なくて見ていられません。
戦いごっこは男の子は大好きですからね。男たるもの強くなくては男ではない!そう教えるパパもいるでしょう。「自分や誰かを守るため」に強くなってほしいですね。
また、小学生の修学旅行で、剣を買う男の子多くないですか?男の子は剣が大好き!かっこいいですものね。
変顔をする
男の子の変顔って、かわいいですよね!思わず笑ってしまいます。
子どもは自分がしたことに反応してもらうと、とっても嬉しいんです!ますます、変な顔をしたくなっちゃいます。
男の子は人気者になりたい!「〇〇くん、もう一回やって!」なんて言われたら何度でもやちゃいますよ。
高いところからジャンプ
何でも一番になりたい男の子。誰かがジャンプしたら「僕だってできるよ!」ともう一段高いところからジャンプ!
競争が大好きで、かっこいいところを見せたい男の子。ジャンプは男の勲章です。
傘を持っているのに傘をささない
高学年にもなれば傘はきちんとさしますが、学校帰りの低学年の男の子。雨が降っているのに・・・傘も持っているのに・・・。どうして傘をささないのかな?!女のママには分かりません。
雨に濡れたい時もあるんだよね。雨に濡れたらどうなるのか??何でも実験なのかもしれません。
一瞬でその場からいなくなる
小学生低学年までの男の子は活発で良く動き回ります。ちょっと目を離すと、その場にいないということが良くあります!
スーパーや遊園地で「さっきまで一緒にいたのに!どこ?」なんていうハプニングの経験も多いのではないでしょうか。
いつも絆創膏を貼っている
いつも落ち着いていて、乱れなく洋服を着て、品のある上品な男の子はたくさんいます。
それとは反対に「その傷どうしたの?」と聞きたくなる、いつも傷だらけの男の子を見かけませんか?私の近所の男の子は、いつも絆創膏を貼っていることが多いです。
傷は男の勲章とも言いますが、元気よく活発に遊んでいるんでしょうね!けがをして学ぶこともありますから、けがをすることも時には大事なことですが、大きな事故に繋がらないようにしたいものです。
おっぱい好きの甘えん坊
おっぱいが好きということはママが大好きなんです。いつまでも甘えていたいんです。
女の子より、単純で甘えん坊。褒めてもらったらずっとニコニコしちゃいます。
男の子はあまり甘やかしすぎて、マザコンにならない程度に自立心を養っていくことも大事ですね。
女の子育てあるある

「女の子を育てるのは大変!女の子は口が達者でけんかになる」というママ。母と娘とはいうものの、女同士ですから、自分の意見を持つようになると女の子育てが難しくなることもあります。
反面、女同士しか分からないファッションやおしゃれで気が合うと、仲良し母娘になることも多いので、いいこともたくさん!女子力の高い女の子は、ママと一緒に料理やお菓子作りをして楽しむことができるのも素敵ですね。
とにかくおしゃべり
女の子はおしゃべりが大好き♪いつまででも喋っていられます。
我が家は三姉妹なので、それぞれが今日の出来事を話したくて話したくて、ママは聞く耳がたりません。。。それでも、きちんと聞いてあげないとストレスになるので、しっかり順番に効いてあげています。
その日の楽しかったことや上手くいかないことを聞いてもらうことで、心が穏やかなになっていくんです。
学校帰り、友達とのおしゃべりがとまらず、帰りが遅いなんてこともしょっちゅうです。
一緒にやりたがる
男の子は集中すると一人でもくもくと遊んでくれるようですが、女の子は一人で遊ぶより誰かと遊びたがります。
「ママ一緒にやろう。」と何でも一緒にやりたがるので、夕飯作りの忙しい時間に、度々呼ばれると夕飯を作るのに時間がかかってしまいます。そんな時は「ご飯食べからね。」とうながして、必ず約束を守り、一緒に遊んであげましょう。約束は守らないといけませんよね。
友達と一緒に、誰かと一緒に。女の子は小さい頃から協調性を育んでいるようです。
おしゃれに芽生えるのは早い
女の子は可愛いものが好き。物心がつくとおしゃれが気になってきます。
「これかわいい~!」が口癖になってきます。
化粧にも興味津々!ママが化粧しているところをのぞき込んで研究です。洋服や持ち物も流行っているものや友達が持っているものに興味を持ってきます。
ママも愛娘には可愛いものを身につけてあげたくなっちゃいますよね。
大事なものを入れる宝箱がある
自分の好きなものを集めたくなります。コレクションは増えて増えて、箱やかごにいっぱい!
同じようなものを持っていてももっとほしい。コレクションすることに満足するのでしょうね。
幼稚園児はキラキラしたおもちゃの指輪やかわいい髪ゴム。小学生は筆入れやポーチがいつの間にか山積みです。
大きくなった時に、見返して思い出すのもいいですね。
ママと口調が似てくる
お姉ちゃんが妹に「〇〇しないと、もう〇〇してあげないよ」。
それ、この前ママが言っていたような・・・。女の子は小さいママです。
ママが言ったことをきちんと聞いています。自分が言われたこと、他の人に他の場所でも言うのでママは注意したいところです。
ということは、ママとパパが、日頃きちんとした言葉で接していれば、きちんとした言葉を話せる子供に育つということです。
日々発している言葉を思い返してみてください。真似して欲しくない言葉はないですか?
子供はあっという間に言葉を覚えて真似をします。使ってほしくない言葉は控えましょう。
自分を見てほしい
「ママあのね、聞いて!」「ママ見て見て!」がとても多いです。
自分に関心を持ってほしいので、なんでも見てほしい。
「私こんなことやったよ」「私こんなことできるよ」「私こんなもの作ったよ」「私こんなものに興味あるんだよ」。
パパもママが子供に関心を示すと「私はパパとママに愛されているんだ」と安心するんでしょうね。
パパにおねだりする時は可愛くなる
パパ「これかわいいよね?誕生日プレゼントはこれがいい!」と上目づかいで可愛い感じにおねだりするあたりは、女だな~と感心さえします。
さっきまで、普通に話していたよね。とツッコミたくなるけれど、男性に物事を頼む時は可愛らしい方がぜったいいいですよね!
子どもながらに同調を求める
女の子は、同調が好き。同じだと安心するんです。
「ママもこれいいと思わない?!」。ここで「思わない」となるとテンション下がります。
「いいね!かわいいね」って言ってあげるとテンションアゲアゲ。「だよねー。やっぱりいいよねー!!」と話が盛り上がります。
子供ですが、話が途切れてしまわないように、同調して話を盛り上げてあげたいですね。そうすることで、子供も相手の話に同調できるようになるのではないでしょうか。
まとめ

「男の子育児」も「女の子育児」も成長の過程ですから、可愛いものです。
大変なこともたくさんありますが、一時的なものもあるので、長い目でみてあげたいですね。
どちらの育児が大変というこはなく、どちらの育児も特徴があって、深く考えるとおもしろい行動の違いだなと気づかされます。
いつか大人になる子供と「あんなことあったね!こんなことあったね!」と笑顔で振り返ることができる、育児を心がけていきましょうね。