娘のピアノ購入時期に考えされられた子育てにまつわるいい話|大事なピアノに引き継がれる思い

子育てのちょっといい話


お子さんがピアノ教室に通っている親御さんなら、みなさんが一度は考えるピアノの購入♪そんな時に、読んでほしいピアノにたくされた心温まる子育てにまつわるいい話です。親の想いがあふれています。

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娘がピアノを始める

小学生の娘は3歳からピアノを習っています。主人のおばあちゃんが、女の子ならピアノをさせたいと産まれた頃から言っていたのがきっかけでしょうか。

娘は嫌になる様子もなく、毎週一回のピアノ教室を楽しく通い、昨年で4年目になりました。
それまでは、我が家にはキーボードしかなかったので、毎日キーボードで練習をしていたのですが、ある練習曲を弾いていると、手の動きがおかしい??

これは!!以前にピアノの先生が言っていたことだろうか。
『だんだん難しい曲になると、鍵盤が足りなくなりますよ』

そうなんですね。鍵盤がキーボードでは足りなくなってきたんです。手が重なって弾いてしまっていたのです。

もし、娘がピアノを続けてやりたいと言ったら、ずっとキーボードというわけにはいかないと思っていました。
その時が来たのですね。次のステップを考えてあげることにしました。

電子ピアノにするかアップライトピアノにするか

私は当初、キーボードでいいのではないかと思っていました。娘もいつまでピアノを続けるか、どれ程まで上達するか分かりませんからね。
アップライトピアノを用意するまでは考えていませんでした。

しかし、娘はピアノの先生が弾いているみたいに、いつかは弾けるようになりたい!!そう目をキラキラして言うようになったのです。

『ピアノさせてくれてありがとう、ピアノしててよかった』
その言葉にこころ動かされます。

ピアノの先生にも相談したところ、
『アップライトピアノがいいわね』と勧めます。

そして、ヤマハのピアノ専門店にピアノを見に行くと、電子ピアノ、アップライトピアノ共にたくさん置いてありました。
あれも、これもみんな素敵です。娘はいろんな電子ピアノ、アップライトピアノを弾いてみました。

やっぱり、アップライトピアノは感触に重みがあります。音にも重みがあります。

今の電子ピアノは性能もよく、アップライトピアノに近い状態で弾けるようにいろんなアイデアが施してあります。
しかし、いつまでもいつまでもいい音でいい状態で使うことを考えると、私も主人も娘もアップライトピアノに心が動かされてきました。

アップライトピアノにしたい。そんな気持ちがよぎる中で、正直予算の問題もあります。簡単に買える金額ではありません。
そこで、中古品もじっくりゆっくり、娘も何台も何台も弾いてみました。

アップライトピアノというのは不思議なもので、使われていた環境で、感触や音はそれぞれ少し違うのですね。
どのピアノを選ぶかは、本人のインスピレーションなのだそうです。相性なのだそうです。

アップライトピアノの中古にしようか。そう思い始めました。

アップライトピアノを譲り受けるのはどうか

そう言えば、親戚のお姉さんが以前会った時、

『私が使っていたピアノが実家にあるんです。よかったら、〇〇ちゃん使わない?
〇〇ちゃんなら使ってほしいな』

そう言ってくれたのを思い出したのです。中古を買うのであれば、知っているお姉さんが使っていたのを譲ってもらった方がずっといいのではないか。

お姉さんのことだからきっと大事に使っていたでしょうしね。
ピアノは一生ものですから、メンテナンスをしっかりすればずっと使えるはずです。

問題は輸送でした。少々遠くからの輸送になりそうだったので、輸送の段階でピアノの状態が変化するかもしれないとのことでした。
それでも、メンテナンスして、譲っていただこうと思い親戚のお姉さんにお願いしたのでした。

大事なピアノに引き継がれる思い

早速、親戚のお姉さんはピアノを譲ってくれる気持ちで、実家に連絡をしてくれました。
遠くからピアノが来るのか!!

そういう思いでいたのですが、お姉さんの実家の両親から
『その話ちょっと考えさせてほしい』
との返事がありました。

話しを聞くと
『孫たちが帰省した時、楽しそうにピアノを弾いている姿をみたら、手放す気持ちが揺らいだ』
とのこと。

当然ですよね。私はすぐに同感しました。お姉さんのご両親の気持ちを考えたら、ピアノはいただけません。

大事な娘の為にご両親が何度も何度も考えて、選んだ大事なピアノです。
娘がピアノを弾いている姿がきっと今も焼き付いているのです。
お孫さんが弾いている姿を見て、娘の姿をきっと重ねているのでしょうね。

娘と孫が弾いている、思いの詰まった大事な大事なピアノだということに気がつきました。
大事なピアノにはいろんな思いが引き継がれているのです。

今の私たち夫婦が、娘の為にピアノを選んでいるのと同じなんです。

お姉さんには、私たちの気持ちを伝え、そしてご両親の気持ちもそうなのではないかということを伝えました。

きっとピアノはずっとずっと、お姉さんの実家で大事にされるでしょうね。
ピアノも引っ越しせずに済んで、ホッとしているかな。

我が家にピアノがやって来た!

さて、我が家のピアノはというと・・・

娘にはコンパクトな『ヤマハYAMAHA b113アップライトピアノを購入することに決めました。
予算と、置く場所と、これから妹も使うことを考え、何度も何度も考え検討し決めました。

納品の日、ピカピカのピアノが我が家にやってきました!
それは喜んで弾いています♪

これから数十年、素敵なピアノを奏でてくれることでしょうね。

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