最近は近所のつながりを面倒に思う人も少なくありません。もちろん、つながりを大切にするかどうかは、その地域性や人柄にもよるので、一概には言えませんが、私は人とのつながりを大切にしています。
時代の流れにも従って、臨機応変に対応したいものですね。
私は近所付き合いを大切にしたい方だから、子供たちも一緒に機会があればイベントに参加したり、ちょっと立ち話をしたりするようにしています。
今回は、近所のおばさまから教えていただいた子育てアドバイスをご紹介します。
もくじ
言葉を素直に聞きたくなる近所のおばさま

近所に回覧板を置きに行ったり、庭で子供たちと遊んでいるとおばさま方が声をかけてくれます。
ありがたいばかりです。
実の母から子育てアドバイスをされると、もちろんほとんどちゃんと聞きますが、実の母ですから『また・・・』と思ったり『分かったよ~』と言ってしまいがちですが、近所のおばさまの言葉は何だか素直に聞くことができます。
それは、なるほどと思うアドバイスだからですけれど、いつも心に響きます。
近所のおばさまはお話し好き

三番目の2歳の娘を連れて、回覧板を置きに行くと、『大きくなったわね~』笑顔で迎えてくれます。
最初ははにかんでいた娘でしたが、小さい子供って分かるんですよね。
この人は子供好きかどうかって分かるんですよね。
子供を好きな人にはだんだんにこにこして、最後にはタッチしてバイバイできるんですよ。
ちょっと苦手な大人にはずっと固まってしまいます。
近づこうとすると、泣いてしまうこともあるのでその時は『眠いのかな~』と言ってごまかしこともあります。
こちらのおばさまは上品で笑顔で穏やかにお話しするので、私も子供たちも大好きです。
おばさまも、寒いのについつい玄関先で立ち話を始めました。
子育てアドバイス
おばさまも子供が好きなんですね。自分の子供だけでなく、たくさんの子供たちと触れ合ってきたんだなという、心の温かさを感じます。
そして、こんな子育ての話をしてくれました。
『三姉妹の一番上のお姉ちゃんがいいことしたり、何かできたりした時は、お姉ちゃんをよくほめなさい』
『下の子は自分もほめてほしいと思うようになって、一生懸命にお姉ちゃんと同じことを頑張ろうとする』
『そうすることでみんなが伸びる』
なるほど、確かにそうです。おばさまの言う通りです。
何でも初めにやり始めるのはやはり一番上です。
できるようになると、親は『できたね。すごいね。』とほめます。
それを、お姉ちゃんができるなら私だってとずっと見ているのは妹たちです。
年齢はまだお姉ちゃんの年齢に達していないけれども、下の妹達は早めに始めることばかりです。
ほめられたいのです。
お姉ちゃんと同じがいいのです。
本当に近くにいいライバルであり、いい同志です。
お姉ちゃんは妹たちのいい見本です。
それにはやはり一番上をしっかり育てることが大事ですよね。
下ばかりにかまってあげても、上は自分はかまってもらえないと思いますよ。
上ばかりにかまってあげたら、下は私なんて可愛くないんだって思いますよ。
三人に目をかけてあげなくてはいけないのです。
本来は、
『下の弟妹は上の兄姉が怒られているのを見ているから、怒られていることはしないように要領よくなる』
とよく言ったものです。
おばさまは
『下の弟妹は上の兄姉が褒められているのを見て、自分もほめられたいから一生懸命努力する』
という子育てアドバイスをしたかったのです。
こういった方が、気持ちが前向きで私は好きです。
とても、素敵なアドバイスありがとうございます。また、いろんなこと教えてくださいね。