【先生の温かさ・学校のありがたさ】小学校が一斉休校になって思うこと

先生学校ありがたさ5

小学校


忘れもしない2月28日。政府は新型コロナウイルス感染対策のため「全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について、来週3月2日から春休みまで臨時休業を行うよう要請した」。

衝撃の日から3ヶ月。あっという間だったと言えばあっという間だったけれども、学校も家庭も、無我夢中で過ごしてきてきた3ヶ月。

まだまだコロナウイルスが終息しない状態だけれど、改めて先生方の温かさ学校のありがたさに気づかされずにはいられません。

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子どもたちへの休校中の対応

3月は卒業式があったり、来年度に向けて、学年ごとに行事や学習も追い込みにかかっていたのではないかと思います。急な休校にで、バタバタだったことでしょう。

年度の中ではとても重要な3月でした。その中でも、先生方は子供たちの課題を考えたり、作成したり。政府のコロコロ変わる政策発表に振り回され、何度も何度もお便りを作り直したりしていたのではないでしょうか。

そして、子供たちの安全を確保しながら行った卒業式。様々なメディアで見る、子供たちのために奮闘する先生方や、最後まで学校に通えず無念な思いを胸に秘めながら、新たな道へと旅立つ子供たちの晴れ姿には何度涙したことか・・・。

突然訪れたコロナウイルス。誰もがどうしたらよいのか、どの対応が正解なのか分からないながらも、手探りで駆けまわっていましたね。

先生方への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

誰もいない桜満開の学校

例年なら、4月は桜の木の下で新年度を迎え、期待でいっぱいの子供たちが学校に通っていました。

しかし、今年の満開の桜が咲く学校には子供たちの姿がありませんでした。桜もきっと寂しかったことでしょうね。

そして、お世話になった先生にお礼も言えずに卒業してしまった親や子供たちもいるのではないでしょうか。本当に異例の春でしたね。

先生方の離任式もなく、転任する大好きな先生に最後に会えずに、子供たちはがっかりだったようです。また、転校生とのお別れ会を開くことさえできなかったクラスもあったかもしれませんね。

小学校の満開の桜を、私は娘と見にいきました。学校の桜ってとってもきれいですね!学校の満開の桜。考えてみたら、ゆっくり見ることはありませんでした。子供たちの成長をずーと見守っているんですね。

三ヶ月間、学校に子供たちが誰もいない・・・。学校に行くことがあたり前だと思っていたけれど、生きていれば、こんなことってあるだなーってしみじみ感じます。

動画やホームページでの励まし

休校中も先生方は、学校のHPで子供たちを励ましてくれました。勉強できない子供たちのために、いつもはやったことがないであろう学習用の動画を作成!

きっと試行錯誤しながら、子供たちのために作成してくれたんだろうなと思いながら動画を見ると、何だが泣きそうな私。

先生が動画に映ったり、娘の担任の先生であろう「手」が映ると「〇〇先生だ!」と子供たちは大喜び!

動画がアップされるのを心待ちにしている様子でしたよ。学校にいけないけれども、先生と見ている生徒たちがつながっているような感覚になったようです。

もちろん、勉強もやる気アップにつながりました!子供たちは先生が大好きなんです。

休校中の子供たち

学校もない、習い事もない。施設もやってない。。。

時間がたっぷりありました。宿題しても、縄跳びをしても、まだ時間がありました。

いつもなら、あれもこれもしなくてはいけなくて「時間がないよ~」「眠いよ~」が口癖の子供たち。「早くして~」が口癖の大人たち。家庭に気持ちの余裕がなかったかかもしれませんね。

休校になって、気持ちと時間にゆとりが持てたことも事実です。家族団らんの時間もできました。

今までできなかったお菓子作りや、見たかった映画を見ることもできました。トランプやオセロも何回もすることができました。好きな音楽も見つけました♪

先生や友達に会えない寂しさを知ることができました。

悪いことだけではなかったのです。忙しい日常では気づかないことを得ることができたのです。

先生のありがたさ

家庭では、自分の子供たちだけと向き合って、分からない勉強を教えたり、遊んであげたり、話を聞いてあげたりすればいいのですが、休校が長くなるとそれもキツイと感じた親御さんもいるのではないでしょうか。

自分の子供だけでも大変なのに、学校では一人の先生が25人~30人ほどの生徒を一度に見ているのですものね!本当に頭が上がりません。

一人一人の様子をいつも見ていただいて、本当にありがとうございます。三ヶ月の休校を経験することで、先生方のありがたさに気づかされました。

学校のありがたさ

学校はありがたいものです。たくさんの生徒、保護者と毎日向き合っているのですから。休校となっても、勉強しなければならない子供たちのために、様々な手を尽くしてくれていました。

そして、休校が解除されても遅れてしまった勉強を取り戻すための対策や感染予防のために、力を尽くしてくれています。

休校のために、様々な行事が中止となり、子供たちはがっかりしています。運動会や授業参観など親が学校へ行って子供の様子を見に行く楽しみもなくなってしまいました。

行事が中止となることで経験できないことが多いのは残念ですが、子供たちに学校があることのありがさを教えたいですね。

子供たちにいろんな経験や体験をさせて成長をうながしてくれていたのですから、学校はありがたいものです。親としても学校を通して、成長させていただきました!

改めて、ありがとうございます。

小学校が一斉休校になって思うことまとめ

学校が一斉休校になって改めて学校と先生方に対してこみあげてきた感謝の気持ち。本当にありがたいことです。

これから先も、新型コロナ対策のために、日常が変わっていくことがあるかもしれません。

その度に、学校も生徒も保護者もひとつになって対応していこうという、強い気持ちで新型コロナに立ち向かい、早くコロナを気にしない新しい日常、学校生活が開かれますように願います。


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