子供たちは学校に笑顔で毎日登校していますか?
帰って来たら、学校でどんなことがあったかをたくさん話してくれますか?
学校では勉強したり、友達と遊んだり、社会に出て困らないように、また大人になってから必要なことをたくさん教えてくれます。
体験させ、経験させ、実際に見ることでいろんなことを知って毎日着実に成長しているのです。
もくじ
学校で教えてくれることは勉強だけじゃない
学校では、国語や算数の勉強はもちろんのことですが、時間の使い方や、礼儀や言葉使い、図工ではカッターの使い方から、リコーダーや鍵盤ハーモニカの弾き方を教わり体験します。
本当に学校というものはありがたいものです。
学校の先生はたくさんの子供たちの安全と成長を見守り続けてくれる、偉大な職業だなといつも尊敬します。
私の身近にも小学校の教員がおりますが、本当に子供たちの為に一生懸命です。
自分の家族のこともありながら、家に帰ってもやることがいっぱいのようです。
そして、学校の先生が教えてくれることはこれだけではありません。
私は、娘が毎日学校のことを話してくれる中で、子供たちが友達とのトラブルに巻き込まれた時に、気づいたのです。
学校で学んでいることはもっとあると。
それは、友達との関わり方です。人と人との関わり方です。
社会に出る前に、大人になる前に、一番大事なことを学んでいるのです。
これから成長していく中で、学校での友達とのトラブルが全くない学校生活の方がいいでしょうか?
それとも、少しでも友達とのトラブルはあった方がいいでしょうか?
学校で友達とのトラブル体験はあった方がいいの?
友達とのトラブルは一回でもあった方がいいです。
トラブルにあった時に、先生がしっかりとした対応をしてくれることが前提です。
(先生が知らないふりをしたり、全く対応してくれない場合はまた違う問題ですが。。。)
人と人との関わり方は、教科書では分かりません。
本人が体験して、身に染みて分かることです。
実際に、娘も友達から嫌なことを言われ、苦しんだ時期がありました。
娘は嫌なことを言われた経験から、嫌なことをされる気持ちを学びましたから、自分は友達には絶対に同じようことをしないでしょう。
そして、先生に相談することも学びました。
先生はとても親身になって聞いてくれて、友達と話し合いをさせてくれました。
相談すればちゃんと話を聞いてくれて、解決できるんだという心を学びました。
人と人との信頼を感じることができました。
嫌なことを言った友達は最初は『何で私がそんなことを言われなくちゃいけないの!!』と半ば逆切れでしたが、何度も話し合いをしていれば、相手が傷ついていることにやっと気づいたようです。
数年かかりましたが。。
そして、娘は何より強くなりました。
他の友達からも何か言われたくらいでは、聞き流すことができるようになってきたようです。
学校には、こういった人間関係も学びに行っているのです。
大事な大事な学びです。
トラブル体験を乗り越えた先には
これから娘は長い人生いろんな壁にぶつかることでしょう。
気が合わない人と仕事をしなければいけない時もあります。
ご近所付き合いをしなければならない時もあります。
周りに合わせなければいけない時もあります。
うまく聞き流さなければいけない時もあります。
学校で学んだ人間関係が社会に出た時に、きっと役に立つと思います。
学校でいろんな体験をしてきてほしいと思います。
毎日のいろんな出来事が、娘をひと回りもふた回りも成長させてくれていると感じる今日この頃です。
そして、毎日学校の話を聞いてあげたいですね。
毎日いろんなことがあるみたいですよー。