子育てママ、資格取得を目指す!診療情報管理士への道のり|勉強方法は?認定試験とは?

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学び・資格


子育てママだって、まだまだ勉強したい!そんなママに読んでほしい記事。

子育てママが資格取得を目指す!それは、そんなに簡単なことではありません。他にやることはたくさんあるのですから。

それでも、向上心を持ち続けたい気持ちから、診療情報管理士を目指すことになった子育てママ。その道のりを体験談として、ご紹介します。

子育てや家事をしながらの勉強方法は?そして、認定試験はどうだったのか?

ぜひ参考にしたくださいね。

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子育てママが資格の勉強をすること

私がシステムエンジニアの仕事をしていた頃、忙しい時は帰りが遅かったり、土日の出勤もありました。
決して、毎日定時で帰ることができる仕事ではありませんでした。

それでも、独身の頃はプログラミングに集中してパソコンに向かっていることは楽しかったですよ。
自分が作っていくシステムが世の中で使われているのだと思うとわくわくします。
こうゆうことはできないだろうか?こうしたらどうだろうか?
と考えながら試行錯誤していき、できたときの達成感は格別のものでしたよ。

しかしながら、この仕事は結婚してから女性は続けていけるのだろうかという不安がありました。

システムエンジニアではパソコンスキルは上がりますし、システムによってはいろんな知識が身に付きます。
どんな仕事をしてもパソコンスキルは他の女性から劣ることはありませんが、結婚後もできるような資格があればいいなと思い立ち、仕事が忙しくない半年の間に、仕事が終わってから『医療事務』の資格取得に励みました。

結果、システムエンジニアの後には、システムエンジニアと医療事務を生かした仕事に就くことができたのです。

そして、結婚。主婦へ。
専業主婦とは子育しながら子供たちを守り、家の中を守り、主人のバックアップをする。そして子育てしながら、主人が仕事の間はすべての家事を担う、大事な仕事です。

大事な仕事ですし、やりがいもあります。小さい頃の可愛い盛りの子供たちの成長を見届けることができることはこんなに大事な瞬間は取り戻すことができないぐらい大事な時間ばかりです。

それでもやはり、いつも仕事のことはちらつきます。子供たちが手を離れて仕事をする時、何ができるだろうか?
私も働けば、子供達はもっと好きな習い事ができるのにな。
私はいつも学んでいたいタイプなので、時間があれば何かできないか考えています。

そして、『診療情報管理士』の勉強をしてみることを決心しました。
子育てしながらこの資格の勉強をすることは大変なことです。
子供が小さいとお昼寝の時、夜寝てから1~2時間取れるかどうかです。
しかも、毎日時間が取れるとは限りません。
夜泣きをすることもあります。ママが疲れて、一緒に夜寝入ってしまうこともあります。
他にも寝ている間にしたいこともあります。

それでも、資格取得できるかどうか不安はありましたが、挑戦だけはしたいと思いました。
そして通信教育の修了だけでもしておきたいと思いました。

仕事に就く時に少しでも役に立つ知識を身に付けたかったのです。

子育てしながらですから、子供の子育て中や一緒に遊んでいる時、ご飯を食べている時は一緒の時間を大事にしました。
もちろん家事でも手を抜くことはしないようにしました。

なるべく子供たちが寝ている時の勉強です。

実際の学習方法

診療情報管理士の通信教育は2年間です。
しかも、学科試験や専門試験、スクーリングがあります。
その通信教育の過程をすべてクリアしなければ、最終の認定試験を受験することはできないのです。

最初は分厚いテキストをいちから読んでいました。理解できているところもあれば何となく読んでいるところもあります。
このペースでは全然終わらない・・・。
途方もくれそうでしたが、医療系は興味があることばかりでしたので、『そうなんだ!』と思うところもあり、楽しく勉強していました。

しかしながら、圧倒的に勉強時間があまり取れないので、専門分野に入ると大変難しく感じるようになりスローペースになっていくのでした。
時間もなく、とにかく問題集をこなす日々でした。

それでも、試験をクリアして、県外のスクーリングもすべてクリアしました。
スクーリングの時期は、娘の授乳の時期と重なったり、学校行事や幼稚園行事と重なることもあり、家族の協力なしには成し遂げることは出来なかったことでした。

主人、母、そして子供たちには感謝しています。

いよいよ認定試験に挑戦

何とか認定試験を受けることになりました。
しかし、ほとんど一人で引っ越しの片づけをしたことや、慣れない環境と、まだ歩いていなかった三女の抱っこ等、いろんなイベントごとも重なり、体に負担がかかっていました。
もともと強くなかった足腰が悲鳴をあげていました。

痛み止めを飲みながらほとんどを過ごしていましたが、昼は気合で乗り切り、夜になるとしくしく痛むのでした。
そのために、試験勉強に向かうのが大変苦痛に感じるのです。

それでも、最後の悪あがき、問題集を一通り見直しました。さらっと・・・(苦笑)

そんな状況もあって、認定試験は不合格でした。

やはり専門分野においては、医療従事者でない通信教育者にはとても難しくハードル高いものでした。
またの挑戦をするかどうかは自分の余力をみて考えたいと思います。

しかしながら、これから仕事を探すうえで、2年間の通信教育を修了したことは確実に自信になっています。
この努力を無駄にせず、まだまだ向上していきたいと思う三姉妹のママでした。

さいごに|通信教育をして得たもの

今回、私が通信教育をしていく中で、もう一つ得たものがあります。
それは、子供たちへの影響です。

ママが勉強をしているのを娘たちは知っています。
『ママ、私たちが寝ている時にお勉強していたの??』
よく言っていました。
そして、真似をして鉛筆とノートを持って勉強をしていました。

親の背中を見て、子供たちは着々と成長しているんですね。

ママはもっともっと、子供たちにいろんなことを教えてあげたいと心から思うのでした。


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