これからシステムエンジニアやシステムプログラマーをやってみようと思っている方、迷っている方、興味がある方、新しい世界に入るのは誰でも最初は不安で心細いものです。
「システムエンジニアをやってて良かった」という話を聞けばきっと前向きな気持ちになれます。
新卒後、システムエンジニアとして採用され、数年間中規模IT企業で勤務してきた経験をご紹介します。
私にとっては今でもいいことばかりの経験でした。経験は何よりの財産ですよ。
もくじ
社会人としてマナー
新人の頃は新入社員研修として、ビジネスマナーや基本行動などの社会人スキルの習得、社会人としてのマナーを学ばせていただきました。
会社に入ると、たくさんの人と接することになります。同じ会社の先輩社員や上司だけではなく、取引先やお客様とのやり取りする機会がたくさんあります。
相手に失礼とならないように、社会人としてマナーを身に着ける必要があります。
「言葉使い」「挨拶 」「電話の応対」 「名刺交換 」「 メールのやり取りの仕方」「身だしなみ」「仕事の管理」「コミュニケーション力」まで、きっちりと学ばせていただきました。
社会人として恥ずかしくないきちんとした女性を目指していたので、学ぶことは楽しかったです。そして、実際に電話対応をしたり、名刺交換をしたり実戦していくで、どんどんマナーが身についていきました。
もちろん、これらのことは大人として、子供を持つ親として恥ずかしくない心得となっています。社会人の時にきちんと学んでよかったと改めて感じます。
学校や幼稚園では常識のある親御さんか、あまり常識のない親御さんか発言や行動で良く分かります。
新人研修がない場合でも、社会人としてのマナーは最低限身に着けておきたいものです。
コンピュータやネットワークの知識
システムに携わる仕事ですから、コンピュータやネットワークの知識の知識はもちろん欠かせません。自分でパソコンを設定し、ネットワークを繋ぎ、プリンターを設定、ソフトをインストールして、仕事ができる環境に整ていきます。
もちろん、最初は分からないことばかりでしどろもどろですが、先輩方に聞きながら自分で調べながら、設定を行います。分からないことを仕事中の先輩に聞くという姿勢も大事な勉強ですし、これによってコミュニケーションも取ることができます。
プロジェクトによって使用するプログラミング言語も違うので、新しいことを次から次へと覚えなければなりませんが、常に新鮮な気持ちで緊張感を持って臨むことができます。
自分が作ったソフトウェアの仕様書や取扱説明書も書かなければなりませんので、ワードやエクセルも使用します。
他にも様々なソフトを使用する機会があり、知識も増えます。
私は数年という期間の勤務でしたので、プロフェッショナルになることはできませんでしたが、システムエンジニアで得た知識はどの場面でも、大変活きるものになりました。
母として活かす知識
システムエンジニアとしての経験は、母として活きるものなりました。
まずは子供に教えてあげることができます。今、小学校ではコンピュータで調べ物をしたり、タブレット学習が始まっています。プログラミング学習も始まっています。
得意な分野なので、しっかり子供の学習に関わることができますし、子供達に尊敬されます。母としてうれしい限りです。
幼稚園では、役員の仕事として先生方との「お別れ会」「謝恩会」の準備がありますから、パソコンができるというのは大変強みになります。
卒園記念のスライドショー等もお手の物です。涙涙のスライドショーを作ってあげることができます。他の親御さんからも尊敬されます。
また、子供達の写真やビデオは撮りっぱなしにはしません。きちんとまとめておくことができるのです。
まとめ
「やってて良かったシステムエンジニア」そう思えるのも、母となったからかもしれません。システムエンジニアの仕事をしていた頃は、楽しいことばかりではありませんでしたからね。
もちろん辛かった時もありましたが 、達成感のある苦労が報われる仕事でした。自分の作ったシステムが世の中の誰かが使っているのですから!!
どんな仕事も大変な仕事です。振り返った時にやってて良かったと思える仕事に巡り合いたいですね。そして、子供に伝えてあげてください。
「ママはこんなに頑張っていたんだよ」って。胸を張って話してあげてください。